Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

[共通セッション] 地震工学(構造物の耐震、地震応答解析、強震動予測、地盤振動、地盤液状化、断層変位、災害調査)

橋梁の耐震・地震時挙動

Chair:Syuichi Fujikura

[CS10-40] Development of Tension Estimation Method of Cable with Clamp Using Natural Frequency

〇Satoshi Yamada1, Aiko Furukawa1, Ryosuke Kobayashi2 (1.Kyoto University, 2.Shinko Wire Company)

Keywords:Cable, Clamp, Tension estimation, Natural frequency

ニールセンローゼ橋は2本のケーブルが交点クランプで連結されている.現行では,交点クランプを取り外し,高次振動法などを各ケーブルに適用することで張力を推定している.しかし,交点クランプの取り外し・取り付け作業には多くの労力や時間がかかる.そこで, ケーブル2本を一体とした張力推定手法を提案した.この張力推定手法は本研究が初めての取り組みである.面外方向の固有振動数を用いる手法1と面内方向の固有振動数を用いる手法2の2通りの手法を提案した.数値実験では,いずれの手法も張力の推定誤差は5%未満であり精度良く推定できた.模型実験では,手法1は誤差10%以内の精度で推定できたが手法2の精度に課題を残した.

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