放射性廃棄物処分(2)

[CS12-16] 締固めたベントナイトの膨潤圧発生に伴うモンモリロナイト底面間隔の遷移

〇王 海龍¹、小峯 秀雄²、渡邊 保貴³ (1.早稲田大学　理工学術院　国際理工学センター、2.早稲田大学　理工学術院、3.電力中央研究所)

キーワード：ベントナイト、地層処分、膨潤圧、X線回折、底面間隔

高レベル放射性廃棄物の地層処分バリアシステムでは，緩衝材の主要材料としてベントナイトが検討されている．本研究は，締固めたベントナイトの吸水膨潤の際に発生する膨潤圧(p_s)とモンモリロナイトの底面間隔を同時に計測した結果を報告した．ベントナイトクニゲルV1で作成した初期密度の異なる供試体を対象に実験した．厚さ2mmの供試体を，圧力センサーが装着されたXRD_膨潤圧装置に設置し，装置の上版に設置したX線スキャン孔から，給水前および給水後の供試体の上面をてスキャンした．膨潤圧およびX線プロフィールの結果を報告した．