令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 気候変動・地球環境問題

気候変動・地球環境問題

座長:米田 稔(京都大学)

[CS16-01] 令和元年台風15号の被害と台風シミュレーョン による分析-千葉県鋸南町と横浜市金沢区を中心として-

〇落合 努1、荏本 孝久1、安重 晃2、佐藤 孝治1、平井 史生3 (1.神奈川大学、2.構造計画研究所、3.駒澤大学・神奈川大学非常勤講師)

キーワード:台風、現地調査、暴風被害、波浪被害、台風シミュレーション、防災

近年、気候変動などの影響により水害などの発生が多発している。我々は令和元年台風15号の被害の中で、特に千葉県鋸南町の暴風被害と横浜市金沢区の波浪による浸水被害に着目し現地調査や数値シミュレーションを実施した。千葉県鋸南町では、ドローンによる空撮写真から、建物の被害(主に屋根)調査を実施した。また、横浜市金沢区の福浦・幸浦地区は、波浪による浸水被害が多数発生した。台風シミュレーションは、台風15号の再現解析に加えて防災的観点から規模を拡大した想定台風の解析も実施した。再現解析では、観測記録を概ね再現できている。想定解析では、台風15号より風速や波浪が30%程度多いくなる可能性が示唆された。

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