令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 複合構造物

合成柱,FRP

座長:北根 安雄(京都大学)

[CS6-04] 縞鋼板を用いたCFT複合梁の曲げ性能について

〇栗山 浩1、藤林 博明1、米田 達則1、田島 久嗣1、年代 翔一1 (1.川田工業株式会社)

キーワード:縞鋼板、CFT、複合構造、たわみ特性

縞鋼板CFT複合梁は,縞鋼板の突起面を内側に配置した角鋼管をI形もしくはT形断面の鋼製梁に接合したもので,鋼管内部にコンクリートが充填された梁である.縞鋼板の突起により,鋼管とコンクリートとの付着力を高めて合成効果を得るもので,梁剛性の向上や振動緩和が期待できる.ここでは,縞鋼板CFT梁の静的曲げ載荷試験を実施した結果を報告する.曲げ載荷試験および解析の結果,縞鋼板の突起はコンクリート接触面の全面に分布しているため,微細なひび割れが分散したことにより,コンクリートの引張強度より高い荷重状態まで完全合成効果があることが確認できた.

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