令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 橋と社会

橋と社会(2)

座長:石井 博典(横河ブリッジホールディングス)

[CS7-10] 維持管理性を考慮した長大橋耐風安定性の再検討

〇清水 勇作1、勝地 弘1、竹口 昌弘2 (1.横浜国立大学、2.本州四国連絡高速道路株式会社)

キーワード:風洞試験、オープングレーチング、センターバリア、フラッター解析

因島大橋ではオープングレーチング直下の鋼床版縦桁支承が腐食因子の流下により腐食しやすい状況となっている. このため,将来的にオープングレーチングを閉塞することを検討している.本研究ではオープングレーチング閉塞の可能性を検証した.既往研究により,因島大橋はオープングレーチングを閉塞すると耐風安定性を満たさないことが分かっている.このため, 2自由度でばね支持された部分模型で風洞試験を行い,落下物防止板の高さとセンターバリアの設置が耐風安定性に及ぼす影響を調べた.さらに,フラッター解析により橋軸方向で考え,どの程度の割合ならセンターバリア設置時にオープングレーチング閉塞が可能かも調べた.

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