令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

衝撃(実験)(1)

座長:市野 宏嘉(防衛大学校)

[I-148] 重錘質量を変化させた落石防護土堤の耐衝撃挙動

〇鈴木 健太郎1、山内 翼1、高橋 浩司1、牛渡 裕二1、杉山 直優2、前田 健一2、中村 拓郎3、今野 久志3 (1.(株)構研エンジニアリング、2.国立大学法人 名古屋工業大学、3.国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所)

キーワード:落石防護土堤、重錘質量、耐衝撃挙動

本研究では落石防護土堤に関する落石捕捉性能把握のための基礎資料収集を目的として,1/5~1/4縮尺の小型土堤模型を対象とした重錘衝突実験を実施して,重錘質量を変化させた場合の耐衝撃挙動に関する検討を行った.本研究で得られた知見を以下に示す.
1)運動量あるいは衝突エネルギーが同程度の場合,重錘質量が大きいと重錘が貫入してかけ上がりが抑制され,落石捕捉性能が向上する.
2)運動量が同程度の場合,重錘質量によって損傷パターンが異なる.衝突エネルギーが同程度の場合,重錘質量が大きい(運動量が大きい)ケースの損傷度合いが大きい.

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