令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

津波・高波(2)

座長:宮田 正史(国土技術政策総合研究所)

[II-86] 直立堤における越波飛沫の飛散経路の推定

古賀 健太郎1、山城 賢1、児玉 充由1 (1.九州大学)

キーワード:越波飛沫、水理模型実験、可視化実験、画像解析、造波風洞水路

防波堤や護岸等の海岸構造物は波浪制御等の役割を果たす一方で,塩風害の原因となる大量の越波飛沫の発生源となり得る.しかし,越波飛沫の発生及び輸送過程は複雑で未解明な部分も多い.本研究では,護岸背後の越波飛沫の飛散について,造波風洞水路を用いた越波飛沫の可視化実験を行い,画像解析による計測手法を用いて,越波飛沫の飛散過程について検討した.粒径に着目し,詳細な検討を行った結果,直立堤で生じる越波飛沫の飛散について,飛沫の飛散経路を推定し,護岸背後での越波飛沫の飛散過程に関する知見を得た.

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