令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

沿岸環境・生態系・土砂

座長:片岡 智哉(東京理科大学)

[II-93] 都市沿岸部における漂流ごみの変動量に関する目視調査

山本 郁佳1、酒井 大樹1、小竹 康夫1 (1.東洋建設)

キーワード:漂流ゴミ、都市沿岸、変動量、目視調査、風況

都市沿岸部の岸壁で漂流ゴミの変動量と自然外力との関係について調査した.
漂流ゴミ量の調査は目視で行った.漂流物量が増加した日に着目し,その日の潮汐変化と風況のデータを用いて解析した.
漂流物が調査地点の東側に位置する武庫川から流出したと仮定すると,漂流物は東風によって調査地点付近を西向きに漂流し,上げ潮によって調査地点に移動する傾向が確認できた.このことから,大阪湾奥部に位置する西宮市沿岸では漂流物の変動量が潮汐変化よりも風況の影響を強く受けることが示唆された.

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