令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

沿岸環境・生態系・土砂

座長:片岡 智哉(東京理科大学)

[II-96] 水面浮体型ドローンを活用したサンゴ礁モニタリングの合理化

山木 克則1、板川 暢1、秋山 完幸2 (1.鹿島建設㈱ 技術研究所、2.鹿島建設㈱)

キーワード:ドローン、UAV、サンゴ礁、モニタリング、臨海、SfM

藻場やサンゴ礁などの調査では,潜水による観察や記録が行われるが,多大な労力と安全確保が難しいため,合理的な調査手法が望まれている.遠隔操作による飛行および水面移動により,水中撮影や水深計測ができる水面浮体型ドローン「SWANS」を開発し,サンゴ礁のモニタリングに適用した.従来の潜水作業によるモニタリングに比べ,迅速で簡易,かつ安全なモニタリングの確認ができた.また,約400㎡のサンゴ礁域を連続撮影した画像データで,SfM解析を行い,海底地形の3D化およびオルソ画像を作成したところ,実用上問題のない精度が確保できた.

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