令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

交通流・交通制御

座長:田中 伸治(横浜国立大学)

[IV-45] 高速道路PA案内誘導設備が駐車場の流動性に及ぼす効果の評価

〇岩沢 誠1、田中 伸治2、中村 文彦2、有吉 亮2、三浦 詩乃3 (1.横浜国立大学 大学院 都市イノベーション学府、2.横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院、3.東京大学 大学院 新領域創成科学研究科)

キーワード:高速道路休憩施設、駐車場、流動性、案内誘導設備

高速道路休憩施設の駐車場において駐車待ち行列の発生が問題となっている。この解消のために高速道路会社により設置された案内誘導設備について、本研究では、可変表示板(VMS)、お招き灯、そしてVMS表示パターンの違いによる流動性改善効果を明らかにすることを目的とした。厚木PA内回り駐車場にてビデオ観測を行い、各誘導設備の情報提供区間に鑑みて、VMS上流側と下流側に対象区間を分割して集計した。分析結果から、VMSは駐車場の環境特性に応じた表示内容とすることで、駐車エリアへの案内誘導効果が向上すること、また、お招き灯は進入レーン上における流動性向上に寄与し、駐車所要時間短縮につながることを明らかにした。

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