令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

測量(1)

座長:羽柴 秀樹(日本大学)

[IV-27] 重み付き最小二乗法を用いた衛星SARデータとGPSデータによる地表面の三次元変位推定

〇日下部 貴也1、須﨑 純一1、穴原 琢磨2 (1.京都大学、2.スカパーJSAT)

キーワード:合成開口レーダ、GPS、三次元変動、重み付き最小二乗法

近年、地盤沈下が世界的な問題となっている。そのため安価、高精度、広範囲な地表面の変動推定を可能にする、衛星搭載の合成開口レーダ(SAR)画像が注目されている。既にSAR画像、GPSデータから推定した各変位に最小二乗法を適用し、地表面の三次元変位推定手法がある。しかし、この手法では各々のデータによる変位推定精度の違いが考慮されない。これの解決には、重み付き最小二乗法の適用が考えられる。故に本研究では、SAR画像とGPSデータから地表面の三次元変位推定を行う際、重み付き最小二乗法を適用する有効性を検証した。その結果、重み付き最小二乗法の適用による推定精度の向上が確認でき、その有効性が検証された。

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