[V-51] Study on the spatial distribution of material permeation resistance in concrete structures
Keywords:water transport, bleeding, material permeation resistance
本研究では,ブリーディングによってコンクリートの物質透過抵抗性が構造物中の位置によってどの程度異なるかを,吸水試験と数値解析により検討した.その結果,配合の違いによって吸水量が大きく異なっており,水セメント比が高く単位水量が多い配合は物質透過抵抗性が低かった.位置による吸水量の差異は,配合の違いによる差異に比べて小さいものであった.また,数値解析を用いて,過度のブリーディングが発生した場合は各位置の組織構造が変わるため,物質透過抵抗性の空間的差異が大きくなることを示した.そのため,ブリーディングが大きいコンクリートでは材料係数を大きく設定する必要がある.
Please log in with your participant account.
» Participant Log In