施工技術(1)

[VI-344] シールド工事における二次覆工施工の工夫（RC 構造）

〇小森 敏生²、杦山 功樹¹、杉本 真隆¹、宮本 優一²、上野 竜生² (1.神戸製鋼所、2.大成建設)

キーワード：二次覆工、鉄筋コンクリート構造、シールドトンネル

シールド工事における二次覆工は,一般的に無筋コンクリートで施工する.しかし,当該二次覆工は,内面塗装への影響や腐食性環境におけるひび割れ幅の抑制のため,長手方向に連続した鉄筋コンクリート構造としている.
そのため,スランプロスなどのコンクリートの事前性状確認を行い,コンクリートの充填性確保や鉄筋貫通部の仕舞い等,現場施工において,様々な対策や工夫を行った.
それにより,有害なジャンカやひび割れ等は確認されず,コンクリートの仕上がりに問題ない施工を行うことが出来き,コンクリート圧送中に大きな閉塞も無く,効率的な施工を行うことが出来た.