下水処理

[VII-23] 立体型メッシュ担体を用いた回転ろ床リアクターによる都市下水処理及び菌叢解析

〇明石 拓己¹、渕上 俊次¹、渡利 高大¹、幡本 将史¹、山口 隆司¹ (1.長岡技術科学大学)

キーワード：回転円盤法、都市下水処理、メッシュ担体

Mesh Rotating Biological Reactor (MRBR) は、保持汚泥量が、Rotating Biological Contactorと比べて多いことから処理性能が高いとされているが、単体での都市下水処理性能はほとんど把握されていない。そこで、本研究ではMRBRの処理性能を把握することを目的とし、都市下水処理性能と微生物叢を調査した。その結果、本MRBRでは、HRTを短縮した際、sCOD除去量が増加した。また、従属栄養脱窒細菌であるComamonadaceae科は、水温の低下に伴って増加し、従属栄養性微生物であるThiotrichaceae科は、sCOD負荷量の増加に伴い増加した。