[VII-48] 高速道路建設に伴うホトケドジョウ地域個体群の保全
キーワード:地域個体群保全、ホトケドジョウ、環境整備、高速道路建設
高速道路建設事業での自然環境調査は事業地内に限らず周辺環境も含めて動植物の生息・生育状況を調査する。このため、時に事業地外で希少種の生息環境が危機的状況にあることを発見することがある。新名神高速道路(四日市~亀山西)建設時、事業地内でホトケドジョウの少数点在を確認したため周辺のホトケドジョウ生息状況を上流域まで広く調査した結果、その源流部の素掘り水路に100以上の個体と、長年の管理放棄により水路が土砂埋没しつつある環境を確認した。本稿は、新名神高速道路建設事業において、関係機関と連携して事業地外にあるホトケドジョウ繁殖地の環境を整備し、地域個体群の保全を図った取組みを報告するものである。
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