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[2G06] 耐熱FBGセンサによるナトリウム工学研究施設の配管熱変形測定
キーワード:高速炉、ナトリウム工学、FBGセンサ、緊急時対応
敦賀市白木に開設したナトリウム工学施設のナトリウム循環配管の熱歪測定を実施した。測定にはレーザ加工により作製した耐熱光ファイバ回折格子によるセンサ(FBG)を使用した。ナトリウムの循環量は最大毎分1550リットル、最高温度は550度に達した。加熱試験中に電磁流量計のトリップが生じ試験は一時中断した。その過程で急激な温度低下と配管の微小変形が残留した。以上の過渡変化実験を含め、ナトリウム工学施設を利用したプラント保守保全研究についての新提案を行う。