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総合講演・報告 » 総合講演・報告2 「社会と共存する魅力的な軽水炉の展望」調査専門委員会

[PL1E] 社会と共存する魅力的な軽水炉が有するべき特性

2016年9月7日(水) 13:00 〜 14:30 E会場 (久留米シティプラザ 久留米座)

座長:山本 章夫(名大)

[PL1E03] 技術的論点と検討経緯

*堺 紀夫1 (1.東芝)

本委員会の役割は、社会ニーズを起点にバックキャストの視点で魅力的な軽水炉像を描くことである。これは、今までの軽水炉は技術シーズや事業者のニーズを起点にフォアキャストで技術開発がなされてきたため、成熟された技術だといわれる一方、局所最適に陥っている可能性があると考えられること、また、社会と共存する軽水炉の開発にあたっては、社会受容性を付加価値として考えるのではなく、具体的な開発の初期から社会の多様な声を直接聞くこと(Upstream engagement)が重要であると考えるためである。本セッションでは、社会と共存する魅力的な軽水炉の在り方について、広くご意見をいただくべく、これまでの検討の中間報告を行う。