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[2C23] 福島第一原子力発電所2号機RCIC二相流挙動基礎実験の必要性について
キーワード:福島原子力発電所事故、2号機RCIC、二相流挙動、基礎実験
東京電力(株)福島第一原子力発電所(1F)2号機では、津波の影響により制御電源を喪失したが、原子炉隔離時冷却系(RCIC)は作動し続け、地震発生から70時間以上にわたって炉心への注水が行われた。この理由として、水が混入された蒸気によってRCICタービンが回転し続けたことが残されたデータから推測されているが、詳細は未だ不明である。この原因解明の一環として、RCICタービン周辺の配管内の二相流挙動を調べる基礎実験が検討されている。本報では基礎実験の必要性について述べる。