2016年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-3. 中性子源・中性子工学

[2K16-18] 中性子源開発・利用

2016年3月27日(日) 16:40 〜 17:30 K会場 (講義棟C棟 C101)

座長:藤原 健(産総研)

16:55 〜 17:10

[2K17] J-PARC核破砕中性子源における中性子強度の陽子ビーム強度・プロファイル依存性の測定

*原田 正英1、及川 健一1、甲斐 哲也1、明午 伸一郎1、大井 元貴1、高田 弘1 (1.原子力機構 J-PARCセンター)

キーワード:J-PARC、中性子、中性子測定、陽子

J-PARCの核破砕中性子源は、陽子ビーム強度1MWでの定常運転に向けて、段階的に出力を上げており、2015年度は500kWで運転を実施した。本研究では、核破砕中性子源の核特性の検証を目的として、発生する冷・熱中性子の強度と入射陽子のビーム強度とプロファイルとの関係を、中性子源特性試験装置NOBORUにて、He-3中性子モニターによるスペクトル測定と金箔放射化法とを組み合わせて測定した。また、シミュレーション計算を行い、計算結果と測定結果は良く一致することを確認した。本件では、核破砕中性子源実機における中性子強度に対する陽子ビーム強度及びビームプロファイルの依存性について報告する。