2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 307-1 計算科学技術

[1G17-21] 微視的解析

2017年9月13日(水) 16:55 〜 18:15 G会場 (C棟 C213講義室)

座長:鈴木 正昭 (東京理科大)

17:10 〜 17:25

[1G18] 面心立方金属を対象とした照射欠陥挙動のモデル化

*安達 悠希也1、早川 頌2、沖田 泰良3、板倉 充洋4 (1. 東京大学工学部、2. 東京大学大学院工学系研究科、3. 東京大学人工物工学研究センター、4. 日本原子力研究開発機構システム計算科学センター)

キーワード:分子シミュレーション、中性子照射、自己格子間原子集合体、転位

面心立方金属を対象として、部分転位拡張幅の時間変化を分子動力学法により評価した。オーステナイトに相当する低積層欠陥エネルギー材料では、融点の半分以上の高温でも、拡張幅が比較的小さいらせん転位でも,熱揺らぎのみによる転位の収縮は観察されないことが明らかとなった。