[1E13-17] オーバーパック

[1E13] 炭素鋼オーバーパック溶接部の地下環境での腐食挙動に関する研究

その１ 試験計画

*白瀬 光泰¹、山崎 一敏²、菊池 孝浩²、栗木 良郎²、岩田 裕美子³、中山 元³、栃木 善克³、小野 誠⁴、小林 正人¹、川久保 政洋¹ (1. （公財）原環センター、2. 日揮株式会社、3. 株式会社 IHI、4. 大成建設株式会社)

キーワード：腐食、オーバーパック、地下環境、試験計画

オーバーパックの腐食代はこれまで室内試験での長期浸漬試験等の結果に基づいて設定されている。実地下環境で生じる腐食現象を把握／評価し、実際の地層処分場で生じ得る現象を推測するとともに、室内試験の評価結果の妥当性を検証する試験計画を策定した。実験室規模と地層処分環境との違いについて腐食現象に寄与する因子に着目し、材料（OP）側の因子（大きさ、母材／溶接、発熱／加熱、等）と、環境側の因子（模擬地下水／実地下水、緩衝材の密度、すき間、膨潤挙動、）等を抽出し、工学規模試験、不均一腐食試験、経時変化確認試験を実施した。本報告では、各試験の位置付けについて説明する。