2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[1F06-11] 解析、シナリオ評価、システム開発2

2018年9月5日(水) 14:45 〜 16:15 F会場 (A棟 A36)

座長:木下 哲一(清水建設)

15:15 〜 15:30

[1F08] 廃止措置における作業人工数予測手法の開発

統計的学習による多様な実績情報の分析とモデル化

*小松 啓祐1、川崎 大介1、柳原 敏1 (1. 福井大学)

キーワード:廃止措置、人工数予測、統計的学習、JPDR

廃止措置における過去の実績を活用した作業人工数予測の手法の確立を目的として,これまで我々の研究室では人工数計算モデルの検討を進めてきた.従来の手法では,予め解体対象物の種類や作業条件によって過去の実績データを区分し,区分ごとに特定の説明変数を設定して回帰モデルを作成していた.そのため,人工数予測の際にもこの区分に合わせた形式で作業条件等の情報や説明変数の値が必要であった.本報告ではより多様な形式の情報に基づく柔軟な評価を可能とするために,統計的学習を用いた実績情報の分析に基づき,作業人工数をモデル化する方法論の検討を行った.