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[1M03] 感度係数による不確かさ評価結果を類似対称に用いた、より効果的なMCCV法の提案
キーワード:不確かさ評価、ランダムサンプリング法、MCCV法、核データ
統計的な不確かさ評価手法であるランダムサンプリング法は、入出力間の関係に拠らず複雑な体系に対しても容易に導入できるという利点を持つが、精度の良い評価のために多数の標本を要し、計算コストが非常に高くなる傾向にある。そこで分散低減化手法として提案されたのがMCCV法であり、これは評価対象に加え期待値や分散が既知である類似対象においてもサンプリングを行い、その情報を用いて分散の低減を図る手法である。この時、評価対象と類似対象の相関が高いほど効果的な分散低減が見込めることが分かっている。本研究では、類似対象として入出力の線形性を前提として得られた感度ベースの不確かさ評価結果を適用し、その際の分散低減効果を検証した。