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[1O13] 原子力ムラの構造分析から合意形成論へ (7)
原子力黎明期の京大における総合原子力研究所構想と湯川秀樹
キーワード:原子力ムラ、京大総合原子力研究所構想、京大実験炉、湯川秀樹
昭和33年12月に京都大学で原子力研究整備委員会が開催された。そこでは、理医工農各学部、化学研究所、工学研究所、基礎物理学研究所を横断する総合原子力研究所の整備計画案が検討された。これは関西原子力研究所(後に熊取に設置された京大原子炉実験所)とは別の研究組織構想である。その内容・意義と湯川秀樹との関連性について論じる。