2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 501-1 基礎物性

[2E09-12] 制御材

2018年9月6日(木) 16:55 〜 18:00 E会場 (A棟 A34)

座長:森本 恭一(JAEA)

17:10 〜 17:25

[2E10] ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故時の制御棒材の共晶溶融挙動に関する研究

(7) 10mass%B4C-SS 共晶溶融物の密度および表面張力測定

*福山 博之1、東 英生1、山野 秀将2 (1. 東北大学、2. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:ナトリウム冷却高速炉、炭化ホウ素、ステンレス鋼、密度、表面張力

ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故における制御棒材(炭化ホウ素:B4C)と原子炉構造材(ステンレス鋼:SS)の共晶反応挙動を模擬するのに必要な熱物性モデル構築のため、超高温熱物性計測システム(PROSPECT)により、10mass%B4C-SS系融体の密度および表面張力の測定を行った結果について報告する。また、連報(8)では、PROSPECTによる同融体の放射率、熱容量、熱伝導率について報告する。