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[2F02] モルタルの溶脱に伴う拡散係数変化に関する検討
(2) Ca溶脱後のモルタルの拡散係数予測モデル
キーワード:TRU、人工バリア、セメント、モルタル、遷移帯、溶脱、拡散係数、予測、モデル
人工バリアの精緻な長期挙動評価には、地下水へのCa溶脱によるセメント系材料の拡散係数変化の反映が必要であるが、配合、材料ごとに諸物性が異なるため、Ca溶脱段階に応じた拡散係数の導出には多大な労力を要する。本報告においては、セメント系材料の初期状態の物性値情報からCa溶脱段階に応じた実効拡散係数を予測するモデルを検討した。物質移行経路をセメントペーストおよび遷移帯とし、試験により得られた知見に基づき、セメントペーストおよび遷移帯の両者のCa溶脱に伴う鉱物及び空隙変化のモデル化手法、および、両者のCa溶脱段階に応じた拡散係数の算出手法を構築した。これらをセメント系材料の初期状態の物性値情報から作成した3次元モデルに反映して計算する事で、種々のセメント種を用いたモルタルのCa溶脱後の拡散係数を予測可能となった。