2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[2G05-09] 汚染水及び二次廃棄物の処理技術2

2018年9月6日(木) 10:35 〜 12:00 G会場 (A棟 A37)

座長:天本 一平(JAEA)

11:20 〜 11:35

[2G08] 福島第一事故廃棄物のインベントリ評価手法の開発

(14)汚染水水質の変化が核種のゼオライトへの収着に及ぼす影響

*石寺 孝充1、舘 幸男1 (1. 原子力機構)

キーワード:福島第一原子力発電所、汚染水処理二次廃棄物、インベントリ評価、第二セシウム吸着装置、ゼオライト

福島第一原子力発電所の事故処理に伴い発生する汚染水については,ゼオライトを用いた吸着装置による放射性核種の除去が行われている。本研究では,第二セシウム吸着装置(SARRY)に使用されているゼオライトに対して,試験溶液の組成やpH等を変化させた条件でCs, Sr, Ni, Se, Eu等の収着試験を実施することにより,これらの元素のゼオライトへの収着に及ぼす汚染水の水質変化の影響と、それに伴うインベントリの変化について検討を行った。