2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 305-1 計算科学技術

[2H20-22] 構造解析

2018年9月6日(木) 17:30 〜 18:15 H会場 (B棟 B32)

座長:鈴木 正昭(東京理科大)

18:00 〜 18:15

[2H22] 斜め衝突によるRC版の局部損傷評価に関する研究

飛翔体先端形状による影響評価検討

*康 作夷1、永井 穣1、西田 明美1、坪田 張二1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:剛飛翔体、柔飛翔体、局部破壊、先端形状、衝突解析

剛飛翔体の衝突に伴う構造物の局部破壊については、その破壊様式に応じて多くの評価式が提案されている。既往の評価式は、構造物に対して垂直に衝突する実験から導かれた実験式が主であり、斜め衝突に関する研究はほとんど行われていない。そこで本研究では、実験結果およびシミュレーション結果に基づき斜め衝突に対する局部損傷評価式を提案することを最終目的とする。本稿では、検証された解析手法を用いて実施した、円筒型と半球型の異なる先端形状を有する柔飛翔体の衝突シミュレーション解析の結果を示す。解析の結果より、柔飛翔体の先端形状がRC構造物の局部損傷に及ぼす影響の違いについて議論する。