[2I10-17] 相変化

[2I16] 5×5発熱バンドル内沸騰二相流の流体温度とボイド率分布の同時計測

*滝口 広樹¹、古谷 正裕¹、新井 崇洋¹ (1. 電中研)

キーワード：沸騰二相流、ボイド率分布、ワイヤメッシュセンサ、流体温度分布、光ファイバ

著者らは、軽水炉の燃料集合体内の沸騰二相流を対象として流体温度およびボイド率を多次元かつ同時に計測可能なセンサ開発に取り組んでいる。本報では、ワイヤメッシュセンサ技術と光ファイバによるレイリー散乱法を組合せ、ボイド率と流体温度を同時に計測するセンサを開発した。また、5×5発熱バンドル内の強制対流沸騰場に本センサを適用し、入口サブクール度および入口流速がボイド率と流体温度の軸分布と断面分布に与える影響について検討した。