2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-2 炉設計と炉型戦略,核変換技術

[2L01-05] 核変換1

2018年9月6日(木) 14:45 〜 16:10 L会場 (D棟 D12)

座長:西山 潤(東工大)

15:00 〜 15:15

[2L02] 長寿命超ウラン元素を燃焼可能な軽水炉RBWR の開発

(16) サスティナブルな燃料サイクル実現へのRBWRの寄与

*日野 哲士1、三輪 順一1、光安 岳1、村上 洋平1、大塚 雅哉1、曽根田 秀夫2 (1. 日立研開、2. 日立GE)

キーワード:沸騰水型軽水炉、核変換、燃料サイクル、低減速

日立は、原子力がめざすべきサスティナブルな燃料サイクル(温暖化ガス排出量低減、安定エネルギー供給)の実現に向けて、資源再利用型沸騰水型軽水炉(Resource-renewable Boiling Water Reactor: RBWR)の開発を進めており、これまでNa高速炉の代替としてのブレークイーブン炉や超ウラン元素燃焼炉などを提案してきた。今回は、Na高速炉実現までのサイクル柔軟性の確保や、Na高速炉との役割分担など、サスティナブルな燃料サイクル実現に向けたRBWRの異なる役割を提案する。