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[2O12] AP1000®の起動試験プログラム
(1) 燃料装荷前確認
キーワード:加圧水型原子炉、AP1000、起動試験
AP1000は、静的安全概念を採用したPWRであり、事故時、重力や圧縮ガスの圧力、水の蒸発や蒸気の凝縮、水や空気の密度差に伴う自然循環力などを利用して、72時間まで交流電源、および運転員の操作なしに原子炉を安全な停止状態へと収束可能なプラントである。AP1000初号機は中国三門、海陽サイトにてほぼ完成している。本稿では、AP1000初号機における燃料装荷に向け実施した確認項目を報告する。