[2O_PL01] ポーランドにおける原子力の動向
ポーランドでは、石炭火力へのエネルギー依存度を下げる事を目的として、原子力の新規導入が計画されている。導入炉型の候補としては軽水炉に加え、電熱併給可能な高温ガス炉について、2020年代に研究炉、2030年代に商用炉の建設が検討されている。現在、原子力機構とポーランド国立原子力研究センターとの間では、高温ガス炉技術に関する研究協力が進められている。本講演では、ポーランドのエネルギー事情と原子力導入に向けた検討状況、及び原子力機構との協力の概要について紹介する。