2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-2 炉設計と炉型戦略,核変換技術

[3L01-03] 炉型戦略

2018年9月7日(金) 09:30 〜 10:20 L会場 (D棟 D12)

座長:相楽 洋(東工大)

10:00 〜 10:15

[3L03] 高速炉・新型炉に関する社会受容性の醸成と向上のための研究

(2) 核燃料サイクル諸量の視点における高速炉サイクルの意義と導入方策

*大滝 明1、中村 博文1、小伊藤 優子1、佐藤 良樹2 (1. 原子力機構、2. 株式会社NESI)

キーワード:エネルギー、長期見通し、核燃料サイクル、高レベル放射性廃棄物、温室効果ガス

今後の核燃料サイクルで考慮すべき事項としてプルトニウムの適正な利用やMOX使用済燃料貯蔵量の増加が考えられるが、これらの対策として高速炉サイクルを用いて解決する方策について検討し、核燃料サイクル諸量の見地より高速炉サイクル導入の有効性を評価した。本報では、軽水炉マルチリサイクルの可能性、軽水炉と高速炉を併用した際の使用済MOX燃料貯蔵量の削減効果、地層処分施設の有効利用性等について報告する。