2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[1G08-11] 反応度事故

2019年9月11日(水) 14:45 〜 15:50 G会場 (共通教育棟 2F C22)

座長:小野 綾子(JAEA)

15:30 〜 15:45

[1G11] RIA時の沸騰遷移に関する研究(高温待機時RIA)

(8)BWRプラントに対する高温待機時RIA解析の実施

*小林 謙祐1、土田 嗣美1、中村 良輔2、宮地 孝政2、佐合 優一3、原田 健一3 (1. GNF-J、2. NFI、3. 中部電力)

キーワード:BWR、高温待機時RIA、ボイド反応度フィードバック、沸騰遷移、CHF相関式、TRACコード

BWRプラントを対象に改良CHF相関式を用いた高温待機時RIA解析を実施した。解析結果は限界クオリティに基づく沸騰遷移相関式(従来式)を用いた場合に比べ,沸騰遷移タイミングを早めに評価する傾向であった。ただし,ボイド反応度フィードバックによる燃料エンタルピの低減効果が大きく,相関式の差異が燃料エンタルピ最大値に及ぼす影響は小さいことを確認した。