[2H_PL01] フランスのエネルギー政策
フランスのエネルギー政策動向として、最近、再エネ及び省エネの推進と原子力発電比率の低減を掲げる「エネルギー移行法」の制定(2015年)以降2回目となる「エネルギー多年度計画(PPE)」が策定されている。またフランスでは、ハルデン炉やJMTRが廃炉を決めた中で、今後世界的にも貴重となる材料照射試験炉ジュールホロビッツ炉(JHR)の建設が進められている。本セッションでは、まずフランスの原子力を中心とする最新のエネルギー政策動向を紹介する。次に、JHRの建設及び設備開発の現状、照射試験設備の詳細や材料照射計画について紹介する。