2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2J10-14] 実験解析

2019年9月12日(木) 14:45 〜 16:05 J会場 (共通教育棟 2F D22)

座長:左近 敦士(近大)

14:45 〜 15:00

[2J10] 非増倍体系での三次中性子相関法実験

*遠藤 知弘1、今井 頌1、渡辺 賢一1、山本 章夫1 (1. 名古屋大学)

キーワード:炉雑音、三次中性子相関法、二分木、二重階乗、非増倍体系

252Cf中性子源周りをポリエチレンで囲んだ体系について、中性子回折実験用に作成された小型・大立体角のTRUST Eu:LiCAF検出器を用いて、約1.9日間の炉雑音測定実験を実施した。moving block bootstrap法を用いた三次中性子相関法により、非増倍体系において測定された中性子相関比Y3/Y2を分析し、「臨界状態の固有数3」とは有意に差があることを実測により確認した。