2019年秋の大会

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一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-2 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[2L10-15] 固体/液体増殖材

2019年9月12日(木) 14:45 〜 16:20 L会場 (共通教育棟 2F E22)

座長:向井 啓祐(京大)

16:00 〜 16:15

[2L15] トリチウム透過低減用多層被覆の液体リチウム鉛中腐食挙動

*赤星 江莉加1、松永 萌暉1、木村 圭佑1、中村 和貴1、遠藤 理帆1、Martin Balden 2、菱沼 良光3、近田 拓未1 (1. 静岡大、2. マックスプランク研、3. 核融合研)

キーワード:リチウム鉛、腐食、トリチウム、被覆

核融合炉ブランケットにおいて、構造材料からのトリチウムの透過漏洩を低減する方法として、構造材料にセラミックス被覆を施すことが検討されており、これらの被覆が優れた透過低減性能を示すことが明らかにされてきた。しかし、実機環境ではリチウム鉛などのトリチウム増殖材によって被覆が劣化することが懸念されており、これまで単層のセラミックス被覆を用いたリチウム鉛暴露試験後において剥離や腐食が確認されてきた。一方、酸化ジルコニウムと酸化エルビウムを用いた二層被覆では、高温での暴露試験後にも劣化が少なく、積層化によって耐食性が向上することが示された。そこで本研究では、より性能と信頼性の高い被覆を創成するために、酸化ジルコニウムと酸化エルビウムを材料として、様々な構造の多層被覆試料を作製し、リチウム鉛曝露試験を実施することで、多層被覆の層構造とリチウム鉛共存性の関係を調査した。