2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-2 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[3L10-12] ブランケット機能材料

2019年9月13日(金) 14:45 〜 15:35 L会場 (共通教育棟 2F E22)

座長:笠田 竜太(東北大)

15:15 〜 15:30

[3L12] ヘリカル炉FFHR-d1条件における液体金属ブランケットの電気絶縁流路検討

*田中 照也1、伊藤 悟2、近田 拓未3、浜地 志憲1、横峯 健彦4、室賀 健夫1 (1. 核融合研、2. 東北大、3. 静岡大、4. 京都大)

キーワード:液体金属ブランケット、熱流動計算、MHD圧力損失、電気絶縁材料

ヘリカル型発電炉FFHR-d1設計におけるブランケット形状、炉内磁場分布、及び、熱負荷分布に対して、液体リチウム鉛等の液体金属冷却材を用いた自己冷却ブランケットシステムの検討を、熱流動計算コードSTREAMを用いて進めている。最大磁場~7.5T、最大中性子壁負荷2.0MW/m2、第一壁表面熱負荷0.1MW/m2の条件において得られる、必要冷却材循環量、第一壁の冷却の見通し、MHD圧力損失の大きさと流路設定の検討について報告する。また、MHD圧力損失低減のために必要となる電気絶縁流路に求められる特性、絶縁候補材料の検討状況、電気絶縁流路試作研究の立ち上げ状況について紹介する。