2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[3H11-12] 未臨界実験解析

2020年9月18日(金) 16:00 〜 16:40 H会場 (Zoomルーム8)

座長:名内 泰志(電中研)

16:00 〜 16:15

[3H11] パルス中性子法を用いたKUCAにおける極めて深い未臨界炉体系の即発中性子減衰定数測定

*中嶋 國弘1、左近 敦士1、芳原 新也1、佐野 忠史1、髙橋 和暉1、卞 哲浩2、山中 正朗2、橋本 憲吾1 (1. 近大、2. 京大)

キーワード:京都大学臨界集合体実験装置、加速器駆動未臨界炉、パルス中性子源法

京都大学臨界集合体(KUCA)のA架台に10%Dk/k以上の極めて深い未臨界炉体系を構築し、核破砕中性子源によるパルス中性子実験を実施した。取得した中性子計数の時系列データを用いて未臨界度10%Dk/kから25%Dk/kの範囲において即発中性子減衰定数αを決定することができた。更に、未臨界度10%Dk/kから16%Dk/kの範囲において得られたαは未臨界度に対して相関関係があることを確認した。