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[1L14] 置換クロマトグラフィー法によるリチウム同位体濃縮プロセスの過渡応答解析(2)
キーワード：リチウム同位体、ブランケット、置換クロマトグラフィー、同位体濃縮、数値解析
核融合ブランケット材料製造を目的とした置換クロマトグラフィー法によるリチウム同位体濃縮プロセスの過渡応答を数値計算により解析した．この方法では，原料の供給と抜出は間欠的であって，供給抜き出しの割合や濃縮流と減損流の割合などの運転条件が製品の濃度，すなわち分離性能に影響を与える．所定の吸着帯長さおよび展開速度などの運転条件において，濃縮流の割合をパラメータとして同位体濃縮プロセスの数値シミュレーションを行い，分離パワーを最大とする最適な濃縮流の割合を得た．