2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-2 放射性廃棄物処分と環境

[2C05-09] 材料2

2021年9月9日(木) 10:40 〜 12:05 C会場

座長:小林 大志 (京大)

11:10 〜 11:25

[2C07] 地層処分における緩衝材の膨潤応力に及ぼす温度の影響に関する熱力学理論に基づく考察

*佐藤 治夫1 (1. 岡山大学)

キーワード:地層処分、緩衝材、ベントナイト、膨潤応力、温度依存、熱力学

高レベル放射性廃棄物の地層処分における人工バリアを構成する緩衝材は、廃棄物からの崩壊熱により温度上昇の影響を受ける。また、周辺岩盤からは地下水が侵入し、緩衝材中では温度分布の影響に加えて水分分布による膨潤応力分布が発生する。本研究では、特に緩衝材の膨潤応力に及ぼす温度の影響を解析するためのモデルについて、熱力学理論に基づいて導出し、これまでの実測データに基づいて温度の影響を考察した。