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[2D12] 高速炉用詳細炉心湾曲解析コードの高度化
(3)集合体湾曲実験に関するIAEAベンチマーク問題による解析コードの検証
キーワード:高速炉、集合体変形、受動的安全性、詳細シェルモデル、数値計算
電中研で開発を行っている詳細炉心湾曲解析コード(ARKAS_cellule)の検証のため、IAEAベンチマーク実験解析を行った。集合体の上部パッド部や中間パッド部の拘束条件をパラメータとし、集合体表面に温度分布を与える単体熱湾曲実験と、両端を固定した10体の集合体列群の熱湾曲実験を対象に各集合体の湾曲量と接触応力を解析した。実験結果との比較により、詳細炉心湾曲解析コードは集合体(群)の湾曲量や接触応力を概ね再現できることが分かった。