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[2E09] 熔融塩炉の過渡解析コード:DYMOS
キーワード:熔融塩炉、過渡解析、安全評価、検証、DYMOS
熔融塩炉の安全性の検討には、各種の過渡変化時の挙動を評価できる解析コードが必要である。このような解析コードは許認可申請時にも必要であり、最終的には許認可に耐え得るものが望まれる。この観点から、筆者らは熔融塩炉の過渡解析コード(DYMOS)の整備を進めている。
本コードは、炉心を1領域とする1点近似の動特性方程式を適用し、熱交換器も1点モデルとしている。遅発中性子の移動と原子炉入り口温度の時間遅れを考慮し、最終的に蒸気発生器と発電機に接続し、各系統の温度解析を行なっている。
本コードの検証として、米国熔融塩実験炉MSREでの実験結果と比較し、良い一致を得た。また、海外の機関での類似コードとも比較し、妥当な結果であった。
本コードは、炉心を1領域とする1点近似の動特性方程式を適用し、熱交換器も1点モデルとしている。遅発中性子の移動と原子炉入り口温度の時間遅れを考慮し、最終的に蒸気発生器と発電機に接続し、各系統の温度解析を行なっている。
本コードの検証として、米国熔融塩実験炉MSREでの実験結果と比較し、良い一致を得た。また、海外の機関での類似コードとも比較し、妥当な結果であった。