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[2E20] 測定値を用いた最小二乗法によるBWRの出力分布の最確値推定法の見直(2)
キーワード:最小二乗法、測定値、拡散方程式、炉心、出力分布
前回は「測定値を用いた最小二乗法によるBWRの出力分布の最確値推定法」と測定値による内外挿法、データ同化法等について手法の煩雑さ、精度、計算時間等について比較評価を行った。この結果、前者(最小二乗法)は、後者等について比ベて手法が煩雑で計算時間がかかるが、計算精度はよいと推定される。そこで、最近のPCの計算速度が速いこと、三次元二群拡散解法の進歩等を鑑み、プログラムの改良することとし,(1)新規のプログラムの作成と既存のプログラムの改良との比較、(2)三次元二群拡散方程式の解法と選択と妥当性、(3)その他、プログラム言語、Compile等について検討を行っている。今回は、これらの課題について発表する。