2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[2F05-08] 核データ測定3

2021年9月9日(木) 10:45 〜 12:00 F会場

座長:川瀬 頌一郎 (九大)

11:30 〜 11:45

[2F08] FFAG陽子加速器を用いた鉄標的からの中性子エネルギースペクトルの測定

*中野 敬太1、岩元 大樹1、明午 伸一郎1、西尾 勝久1、石 禎浩2、廣瀬 健太郎1、佐藤 大樹1、岩元 洋介1、上杉 智教2、前川 藤夫1 (1. JAEA、2. 京大)

キーワード:加速器駆動核変換システム、中性子生成二重微分断面積、厚い標的からの中性子収量、陽子、鉄、FFAG陽子加速器

加速器駆動核変換システム (ADS) の実現に向け、京都大学のFFAG加速器を用いたADS用核データの実験的研究プログラムが進行中である。本プログラムの一環として、ADSにおいて重要となるFe, Pb, Bi標的に対する数十から100 MeVの陽子入射反応による生成中性子のエネルギースペクトルを測定する。発表ではこれまでに実施したFe標的に対する実験とその結果について報告する。