[3L01-07] 核融合機器工学

[3L03] ダイバータプラズマ熱流束計測における熱電対システムの時間遅れ

*松浦 寛人¹、Bui Xuan Nhat Son¹、中嶋 洋輔²、大島 慎介³、永岡 賢一⁴、竹野 裕正⁵ (1. 阪府大、2. 筑波大、3. 京大、4. 核融合研、5. 神戸大)

キーワード：ダイバーター熱流束、熱電対、一時時間遅れモデル

我々はプラズマ対向材料の受ける熱流束を評価するため、熱伝導の逆問題を解く数学的モデルを開発した。対向材ターゲットの温度は熱電対でモニターし、応答を速くするため実効サイズの小さなターゲットを備えたセンサーを設計、製作した。しかしながら、実際の熱電対信号はプラズマ放電パルスから予想される温度の時間変化より大きく遅れており、これは熱電対測定の共通の問題と思われる。本研究では、この時間遅れの原因について考察する。