2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[1H08-12] 小型ナトリウム冷却高速炉

2023年9月6日(水) 14:45 〜 16:10 H会場 (ES総合館2F ES022)

座長:小野田 雄一(JAEA)

15:30 〜 15:45

[1H11] 革新的小型ナトリウム冷却高速炉の開発

(16) 反応度係数に基づく膨張反応度の導出と詳細過渡解析

*竹田 敏1、北田 孝典1、遠藤 永也1、藤村 幸治2、渕田 翔2 (1. 大阪大学、2. 日立GE)

キーワード:反応度係数、膨張反応度、ULOF、KICOM-NSHEX

燃料集合体の湾曲(ボーイング)を考慮しない反応度係数に基づいた過渡事象時の膨張反応度の評価は、不確かさに課題を有しており、その寄与を無視する場合もある。本発表では、反応度係数に基づく膨張反応度の導出と、ボーイング等を考慮した場合のその有効性について議論する。また、膨張反応度に係る反応度係数を考慮できるように改修した3次元詳細過渡解析コードKICOM-NSHEXによる、ULOF時を想定した解析の結果についても紹介する。