2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 203-1 加速器(医療用を含む)・放射光・レーザー

[1I04-07] 加速器・放射光・レーザー

2023年9月6日(水) 10:50 〜 11:55 I会場 (ES総合館2F ES024)

座長:吉田 陽一(阪大)

11:35 〜 11:50

[1I07] エアロゾルを用いたAt-211 乾式分離技術の開発

(2)実用化に向けた基礎的検討

*湯原 勝1、宮本 真哉1、岡部 寛史1、鈴木 康祐1、早川 敦朗1、福田 光宏2、豊嶋 厚史3、白神 宜史3、篠原 厚3,4 (1. 東芝ESS、2. 阪大RCNP、3. 阪大放射線機構、4. 大阪青山大)

キーワード:アスタチン、分離回収、エアロゾル、標識、PSMA5

209Bi(α,2n)211Atで⽣成するAt-211の新規分離回収⼿法の開発を進めている。当該プロセスにエアロゾルを導⼊し、At-211との複合体とすることで、フィルタ部で回収する新規分離手法を考案した。過年度、エアロゾルを導入することで回収率が向上したことにより当該手法の有効性を確認した。今回、回収率に対する分離At-211量影響評価および回収物の医用利用の基礎検討として抗原へのAt-211標識試験を実施した結果について報告する。