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[2C22] 照射挙動解析コードのための機構論燃料物性モデルの開発
キーワード:高速炉、MOX、熱伝導率、照射挙動
原子力機構では、将来の高速炉の燃料開発に向け、機構論燃料物性モデルに基づくMOX燃料照射挙動解析コードの開発を進めている。本研究では、ブレディッグ転移にプルトニウムやマイナーアクチノイド含有率の依存性を取り入れたMOX熱伝導率モデルについて検討すると共に、常陽で照射されたMOX燃料の照射後試験結果に基づき、照射挙動解析コードを用いて評価した。この結果、この熱伝導率を用いて照射挙動を評価すると、低温から融点直下までの燃料中心温度に加え組織変化も実測値を再現できる見通しが得られた。