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[2K03] 原子炉格納容器内使用電子機器用回路開発に向けた高温動作用回路素子の試作と評価
キーワード:過酷事故対応、抵抗、キャパシタ、高温
福島第一原子力発電所事故以降、国内では原子炉格納容器内使用電子機器に対する動作上限温度要求性能が引き上げられた。例えば原子炉格納容器使用機器の内、相対的に要求性の低い格納容器内雰囲気モニタ(CAMS)においても温度300℃(72時間)での動作が求められる。最終的に500℃で動作する前置増幅器等の耐放射線性電子機器の開発を目指し、本研究では高温で動作する受動素子(抵抗、キャパシタ)の開発、評価を行った。
今回は実際に金属抵抗、セラミックキャパシタを作製した。不活性ガス中において高温環境下(~500℃)における動作評価を行ったところ、抵抗、キャパシタともに500℃での安定動作に成功した。
今回は実際に金属抵抗、セラミックキャパシタを作製した。不活性ガス中において高温環境下(~500℃)における動作評価を行ったところ、抵抗、キャパシタともに500℃での安定動作に成功した。